湾岸エリアの不動産市況: 晴海フラッグとその影響
都心の湾岸エリアは、この10年間でタワーマンションが立ち並ぶエリアとして定着しました。最近では、東京五輪・パラリンピックの選手村を改修した「HARUMI FLAG(晴海フラッグ)」が販売され、周辺のタワマンとともに売買が活発化しています。特に注目されるのは、この地域でのマンション価格の高騰とそれに伴う投資活動です。湾岸エリアで多くの不動産売買を手がけるFJリアルティの藤田祥吾社長に現状を聞きました。 BulletsIn 晴海フラッグは都心で4千戸超の分譲マンションが供給される異例の物件である。 大量供給がマンション相場の下落につながるとの見方はあったが、実際には市場へのマイナスの影響は全くなかった。 湾岸エリアから晴海フラッグへの買い替えが進んだが、中古物件の需給のだぶつきは見られなかった。 晴海フラッグの初期価格は坪200万円台半ばと都心としては異例の安さだった。 実需層だけでなく投資目的の買い手も多く、転売が活発化している。 転売物件の販売価格は坪500万円以上と発売時の2倍超となっている。 市場には100戸以上の転売物件が出ており、分譲された部屋を賃貸に回しているケースも500件以上ある。 コロナ禍の影響で在宅勤務が広がり、駅から遠いことがネックになりにくくなった。 在宅勤務の普及により、広い部屋を求める傾向が高まり、晴海フラッグの広めの部屋が人気を集めた。…